髪型が似合っているとは一体どういう事なのか??

色々な髪型原田タカヒロが考えている事
原田タカヒロが考えている事

毎日、美容師をさせていただいている中で一人ひとりに対して色々な疑問を持ちながら髪を扱わさせてもらっているんですけど、色々な疑問の中の1つ、、

似合う、似合っているとはどういう事なのか??

原田タカヒロ的に考えてみた!

*ここでいう【似合っている】とは過半数以上の人が見て良いと思うような基準です。ほぼほぼそうですよねっていう感じです。100人が1つのものを見て全員がみんな似合っていると叫ぶようなものなんてこの世にはないと思うので。

色々な髪型

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似合うを分解してみる。

まぁ一言に似合うと言っても様々な要素に分けることができると僕は思うのでひとつづつ分解して考えてみる。

 

長さや髪型が顔に合っている。

パッと最初に思いつきそうなのがこれでした。普通に考えるとこれが一番似合っていると直結する気がするし、なんとなく素人でもここで似合う似合わないを全部決めてそうな気がする。

『長いの似合ってる〜』とか『短い方が良いよ〜』とか『その前髪良い〜』とか美容室行った後に良く耳にする言葉だと思います。

美容師の僕も鏡の前ではお客様の顔の輪郭や頭のカタチを鏡で見ながら似合うように切っております。

前髪を切るときも『もうちょい隙間合った方が良いかな〜』とか『重い方が似合うから前髪の量を増やそう』とかを考えてますね。

顔や頭にフィットするようにやるときに意識している一番美容師っぽい要素です。

服装に合っている。

僕たち美容師は髪型ばかりに気を取られがちなんで結構気をつけなきゃです(^^;

僕も最初の方は無視して自分のしたいようにやって、無茶苦茶似合ってないスタイルをやって失敗してたんで^^;

お店に来店したときにまず見るところですね。バタバタしててお客さんに向かったときにはクロスをつけてて服装がわからないで切り始める事もあるかもしれないので、そういう時は一回クロスをはずす事もあります。

服装が花柄の可愛い感じを着ているのに、髪型が前下がりのパツンとした黒髪の重めのボブとか絶対おかしいです!
花柄ワンピースとかだと緩めのパーマやコテ巻きスタイルで色もちょい明るめで柔らかい雰囲気の髪型の方が一般的にはウケます。

『これが良いです』とインスタの画像を見せられて、『オッケーです』って服装無視でやっちゃったら、あれ?違くね??ってことになりがちです。僕も気をつけますのでお客さん達も他の美容師さん達も一旦画像見る時は自分と同じような服装を着ているモデルさんか確認してみよう。

 

ライフスタイル、生活に似合う。

極端に言うと、学校の先生なのに髪の毛を桜木花道みたいに赤くしないですよね?っていうことです。極端すぎるな、、

顔が幼い顔立ちなんだけど、仕事が学校の先生だから落ち着いてみられるような髪型が良い、、とかね。

その人の仕事や趣味に合わせていくという事です。

営業の仕事しているから人に好印象を持たれるようにするにはこういった髪型にしようとか、サーフィンをするなら髪が水に濡れた時もカッコ良くてドライヤーしなくても良くなるようにしようとかかな。

 

お仕事とか聞かれるのが嫌だと思う人もいるので、ちゃんと職業を聞く理由を説明したり、そこまで聞き込む事ができるような信頼を構築する聞き方話し方が大事です。

 

その時の気分に合っている。

これは今はこうしたいの!っていう他者の意見を聞く前の、イマ自分がしたい事を満たしてくれたことに対しての自分のココロ、キモチに似合っているという事です。

自分が満足である事が大事っていうところ。

もしかしたら上記で話してきたことに耳を傾けない人もいると思うけど、その人をイマ満足させるという事では大事な事です。

自分の気持ちにハマってないと違和感が残って気持ち悪いですもんね。

『今日どんな気分?』って聞く事も僕はしてます。大体は『いや〜別に〜』なんて言われますけど^_^;

でもなんかある時は答えてくれますよ。嫌な事があった時はスッキリさせる事も美容師の仕事なんで、美容師には人のココロ、キモチの調整もできます!

雰囲気に合っている。

これはかなり難しいところだけど個人的に探してて好きで楽しい所。所作所為その人を良く見ないとできないところです。

『静かな人だな〜』『本読むんだ〜』『こういう字を書くんだ〜』『お見送りの時こういう感じなんだ〜』その人が持っている雰囲気を感じる為にはそういった所を見ていくと少しずつわかっていきます。

長さとか服装とかこれまで述べてきた全てに関わってくる所です。

会って、触れて、話して、それから考えて探していく所です。

人に好かれる為にココを磨き続けていくことは楽しいです。なんでわかるんだろうって感じてもらえると嬉しいですからね。

分解して考え感じた事をまとめて、似合うモノをお客さんに伝える。

頭の中で分解した事柄をひとつにまとめて髪型を決めていきます。

しかし分解した事柄全てを揃えた髪型はなかなか出会えません

どうしてもそこに元々持っている素材のクセ、時間の都合、周りの目などを考えていかなきゃならんからですね。

そういったところもお客さんに説明、プレゼンをして話をしてまとめていきます。

そうやって総合的にたくさんの人が見て似合うモノが出来上がるんじゃないかと。

 

まとめ

似合うを分けて考えるとたくさんの似合うがあって面白い。

逆にそこまで考えなきゃいかんのか?というところになりそうやが、僕はそこまで考えてやる方が楽しいんでそうしてるだけ。

でも一気に全てを一回でするのは難しいから、少しずつやっていく。

そうやってちょっとずつ似合うモノを考えられる幅を広げる。

似合うものに正解もないし不正解もない、その時その時代で変わっていくものだから。

だからこれが正解と決めつけずに、今まで勉強したり訓練したり経験した事、そしてフィーリングを持って人を感じてその時の似合うを求めていく。

それが〜1番大事〜♫

 

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